2026.08.20
記憶を起点に再構成された風景を描くアーティスト・岡田菜美個展「気配の座標」9月2日(水)より開催【東京・西麻布 WALL_alternative】
約350枚のオーガンジーに描いた新作を発表。「one view」「VOID」シリーズも一堂に展示し、デジタル時代における写真と記憶の関係性を探る。
エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社(以下 ACA)が運営する夜のオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、2026年9月2日(水)から9月26日(土)まで、岡田菜美による個展「気配の座標」を開催いたします。

風景を通して、時間と記憶の関係性を探る岡田菜美。これまで岡田は、自身が目にした風景や記憶を幾重ものレイヤーとして重ね、静止画のような風景絵画へと昇華した「one view」シリーズや、その絵画表現をさらに映像的な領域へと展開した「VOID」シリーズを発表してきました。
本展では、現代の日常に欠かすことのできない存在となった「写真」に着目します。
スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスの普及により、私たちは目にした風景をかつてないほど容易に、そして鮮明に記録ができるようになりました。
一方で、写真や映像は膨大に蓄積され続けるにもかかわらず、それらを見返す機会は減り、記憶に残る風景の輪郭はむしろ曖昧になりつつあります。
「技術によって鮮明になっていく記録」と「時間とともに薄れていく記憶」。
岡田は、この相反する感覚を起点に、写真が捉えた風景と、記憶の中に残る風景とのあいだに生じる揺らぎを、新たな作品へと展開します。
会場では、これまで制作してきた「one view」シリーズと「VOID」シリーズの新作を一堂に展示します。
さらに本展では、オーガンジーに描いた約350枚のドローイングを一冊に製本した新作を発表します。
岡田はこれまで、薄い皮膜を形成するように絵具を重ね、削り、再び描き重ねる独自の手法で、ひとつの画面に異なる時間や記憶を重ね合わせた絵画を制作してきました。今回用いるオーガンジーもまた、一枚一枚は薄く透過し、その向こうにある像を映しながら、幾重にも重なることで見え方を変化させます。絵具の皮膜と、350枚のオーガンジー。異なる方法によって重ねられた像は、記憶が時間とともに蓄積され、曖昧になり、ときに別の像へと変化していくあり方とも重なります。
その一冊を空間の中に置くことで、作品単体として完結させるのではなく、その存在や置かれ方によって周囲の絵画や空間の見え方にも変化をもたらす展示を試みます。
また、併設するバーでは、岡田の出身地である群馬県産のワインを使用した会期限定メニューをご用意。作品鑑賞とあわせてお楽しみいただけます。
展覧会初日の9月2日(水)にはオープニングレセプションを開催。岡田本人も在廊を予定しており、作品とともに作家との交流をお楽しみいただけます。
記録される風景と、記憶に残る風景。
そのあいだに漂う「気配」を、ぜひ会場でご体感ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
風景を通して、時間と記憶の関係性を探っている。写真や映像によって風景がかつてないほど記録される時代でありながら、私たちの記憶に残る風景はむしろ曖昧になっている。記録が増え続けることと、記憶の輪郭が薄れていくこと。その相反する感覚を起点に制作を行っている。
画面上にレイヤーを重ねる行為は、風景を完成へ向かわせるためではなく、その感覚を絵画へと置き換えるための方法である。レイヤーには異なる時間や記憶、情報の痕跡が蓄積され、それらが重なり合うことで、一つの風景の中に複数の時間が共存する。描かれた風景は特定の場所を再現するものではなく、鑑賞者それぞれの記憶や経験と響き合い、その人の中にある風景として立ち現れることを目指している。
岡田菜美
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡田菜美 / Nami Okada

void 164
1991年 群馬県生まれ
2016年多摩美術大学大学院 修了
近年の主な展覧会に2023年 アーツ前橋開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」(アーツ前橋)、Mother New Yorkでの二人展、「flow of time」(銀座蔦屋書店)、NANJO SELECTION vol.2「いつか見た青い影 / A Whiter Shade of Pale」(N&A Art SITE)。その他、Art Miami、Volta New York、Art Düsseldorf、Art Fair Tokyoなど、国内外のアートフェアに出品。
絵を通して時間の概念や記憶を表現。 そして風景を時間と空間の関係性の象徴として、永遠の瞬間を捉えるようなイメージで描いている。
絵の中の海と空の境界線、山や木々の風景などの一見静かな光景の中に、時間の流れや変化の痕跡を遺せるように意識して描く。それらは瞬間の終わりと始まりが同時に存在することを示し、永遠と一瞬の共存の表現を模索する過程で生まれた痕跡となっている。鑑賞者の記憶を引き出し、目前の絵画とその記憶を重ね合わせることで、複数のイメージを生み出すことを意図し、万人に共通の深層的な記憶が織りなした、非常に抽象的な具象風景の表出を目指している。
収蔵
アーツ前橋、UESHIMA COLLECTION
Instagram:https://www.instagram.com/nami__okada/
【OPENING RECEPTION】
日程:2026年9月2日(水)
時間:19:00-22:00
※22時以降は通常営業
※事前申込制/入場無料
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
お申し込みURL:https://forms.gle/JFDAsTJdrfV1VhGM6
DRINK
利根ワイナリー

左から「I’m メルロー(赤)~樽熟~」「I’m シャルドネ スパークリングワイン」「I’m シャルドネ(白) ~樽熟~」
標高約700m、群馬県・赤城山麓に広がるヴィンヤードで、豊かな自然と冷涼な気候のもと、心を込めてブドウを育てています。
小さな醸造所だからこそ、一つひとつの工程に丁寧に向き合い、手間を惜しまずワインをつくるワイナリーです。
本展では「I’m シャルドネ スパークリングワイン」、「I’m メルロー(赤)~樽熟~」、「I’m シャルドネ(白) ~樽熟~」の3種類をご用意します。
Instagram: https://www.instagram.com/okutonewinery
HP:https://oze.co.jp
展示概要
岡田菜美「気配の座標」
会期:2026年9月2日(水)~9月26日(土)
※日曜休み ※9月2日(水)のみ19:00~
時間:18:00–24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP:https://avex.jp/wall/exhibition/877/
主催:WALL_alternative
協力:Kotona Art Direction
グラフィック:桑田亜由子
エイベックス・クリエイター・エージェンシー株式会社(以下 ACA)が運営する夜のオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、2026年9月2日(水)から9月26日(土)まで、岡田菜美による個展「気配の座標」を開催いたします。

風景を通して、時間と記憶の関係性を探る岡田菜美。これまで岡田は、自身が目にした風景や記憶を幾重ものレイヤーとして重ね、静止画のような風景絵画へと昇華した「one view」シリーズや、その絵画表現をさらに映像的な領域へと展開した「VOID」シリーズを発表してきました。
本展では、現代の日常に欠かすことのできない存在となった「写真」に着目します。
スマートフォンをはじめとするデジタルデバイスの普及により、私たちは目にした風景をかつてないほど容易に、そして鮮明に記録ができるようになりました。
一方で、写真や映像は膨大に蓄積され続けるにもかかわらず、それらを見返す機会は減り、記憶に残る風景の輪郭はむしろ曖昧になりつつあります。
「技術によって鮮明になっていく記録」と「時間とともに薄れていく記憶」。
岡田は、この相反する感覚を起点に、写真が捉えた風景と、記憶の中に残る風景とのあいだに生じる揺らぎを、新たな作品へと展開します。
会場では、これまで制作してきた「one view」シリーズと「VOID」シリーズの新作を一堂に展示します。
さらに本展では、オーガンジーに描いた約350枚のドローイングを一冊に製本した新作を発表します。
岡田はこれまで、薄い皮膜を形成するように絵具を重ね、削り、再び描き重ねる独自の手法で、ひとつの画面に異なる時間や記憶を重ね合わせた絵画を制作してきました。今回用いるオーガンジーもまた、一枚一枚は薄く透過し、その向こうにある像を映しながら、幾重にも重なることで見え方を変化させます。絵具の皮膜と、350枚のオーガンジー。異なる方法によって重ねられた像は、記憶が時間とともに蓄積され、曖昧になり、ときに別の像へと変化していくあり方とも重なります。
その一冊を空間の中に置くことで、作品単体として完結させるのではなく、その存在や置かれ方によって周囲の絵画や空間の見え方にも変化をもたらす展示を試みます。
また、併設するバーでは、岡田の出身地である群馬県産のワインを使用した会期限定メニューをご用意。作品鑑賞とあわせてお楽しみいただけます。
展覧会初日の9月2日(水)にはオープニングレセプションを開催。岡田本人も在廊を予定しており、作品とともに作家との交流をお楽しみいただけます。
記録される風景と、記憶に残る風景。
そのあいだに漂う「気配」を、ぜひ会場でご体感ください。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
風景を通して、時間と記憶の関係性を探っている。写真や映像によって風景がかつてないほど記録される時代でありながら、私たちの記憶に残る風景はむしろ曖昧になっている。記録が増え続けることと、記憶の輪郭が薄れていくこと。その相反する感覚を起点に制作を行っている。
画面上にレイヤーを重ねる行為は、風景を完成へ向かわせるためではなく、その感覚を絵画へと置き換えるための方法である。レイヤーには異なる時間や記憶、情報の痕跡が蓄積され、それらが重なり合うことで、一つの風景の中に複数の時間が共存する。描かれた風景は特定の場所を再現するものではなく、鑑賞者それぞれの記憶や経験と響き合い、その人の中にある風景として立ち現れることを目指している。
岡田菜美
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
岡田菜美 / Nami Okada

void 164
1991年 群馬県生まれ
2016年多摩美術大学大学院 修了
近年の主な展覧会に2023年 アーツ前橋開館10周年記念展「ニューホライズン 歴史から未来へ」(アーツ前橋)、Mother New Yorkでの二人展、「flow of time」(銀座蔦屋書店)、NANJO SELECTION vol.2「いつか見た青い影 / A Whiter Shade of Pale」(N&A Art SITE)。その他、Art Miami、Volta New York、Art Düsseldorf、Art Fair Tokyoなど、国内外のアートフェアに出品。
絵を通して時間の概念や記憶を表現。 そして風景を時間と空間の関係性の象徴として、永遠の瞬間を捉えるようなイメージで描いている。
絵の中の海と空の境界線、山や木々の風景などの一見静かな光景の中に、時間の流れや変化の痕跡を遺せるように意識して描く。それらは瞬間の終わりと始まりが同時に存在することを示し、永遠と一瞬の共存の表現を模索する過程で生まれた痕跡となっている。鑑賞者の記憶を引き出し、目前の絵画とその記憶を重ね合わせることで、複数のイメージを生み出すことを意図し、万人に共通の深層的な記憶が織りなした、非常に抽象的な具象風景の表出を目指している。
収蔵
アーツ前橋、UESHIMA COLLECTION
Instagram:https://www.instagram.com/nami__okada/
【OPENING RECEPTION】
日程:2026年9月2日(水)
時間:19:00-22:00
※22時以降は通常営業
※事前申込制/入場無料
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
お申し込みURL:https://forms.gle/JFDAsTJdrfV1VhGM6
DRINK
利根ワイナリー

左から「I’m メルロー(赤)~樽熟~」「I’m シャルドネ スパークリングワイン」「I’m シャルドネ(白) ~樽熟~」
標高約700m、群馬県・赤城山麓に広がるヴィンヤードで、豊かな自然と冷涼な気候のもと、心を込めてブドウを育てています。
小さな醸造所だからこそ、一つひとつの工程に丁寧に向き合い、手間を惜しまずワインをつくるワイナリーです。
本展では「I’m シャルドネ スパークリングワイン」、「I’m メルロー(赤)~樽熟~」、「I’m シャルドネ(白) ~樽熟~」の3種類をご用意します。
Instagram: https://www.instagram.com/okutonewinery
HP:https://oze.co.jp
展示概要
岡田菜美「気配の座標」
会期:2026年9月2日(水)~9月26日(土)
※日曜休み ※9月2日(水)のみ19:00~
時間:18:00–24:00
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
入場:無料・予約不要
HP:https://avex.jp/wall/exhibition/877/
主催:WALL_alternative
協力:Kotona Art Direction
グラフィック:桑田亜由子








