2024.03.29
1980年代から活躍するアーティストから
80年代生まれのアーティストまで7組のアーティストがクロスオーバーする
展覧会「NEU TRIBALISM」を4月5日(金)から4月20日(土)まで開催
東京・西麻布 夜のアートスペース「WALL_alternative」にて
∈Y∋/伊藤桂司/KINJO/DIEGO/BABU/BIKO&KENNY/日比野克彦が出展
∈Y∋/伊藤桂司/KINJO/DIEGO/BABU/BIKO&KENNY/日比野克彦が出展
エイベックス・クリエイター・エージェンシー(本社:東京都港区、代表取締役社長:加藤信介、以下:ACA)が運営するオルタナティヴ・スペース「WALL_alternative」では、2024年4月5日(金)から4月20日(土)まで「NEU TRIBALISM」を開催いたします。
本展示では、1980年代からストリートシーンを牽引し国内外で活躍したアーティストをはじめ、現代のシーンを躍進させる80年代以降生まれのアーティストまで7組がクロスオーバーする「NEU TRIBALISM」展を開催いたします。会場となる「WALL_alternative」は英国の建築家ナイジェル・コーツが手がけ、1990年代のアートや音楽シーンの発信地として名を馳せた歴史を基軸に、ストリートからハイカルチャーの軌跡を総覧します。
グローバリズムと情報技術の進化と共に、メディアとコミュニケーションはいかに変容し、生産と消費の流動性を加速化させ、複数の領域を横断するアーティストとその交錯が時代の潮流を生み出してきたのか、ぜひご高覧ください。
グローバリズムと情報技術の進化と共に、メディアとコミュニケーションはいかに変容し、生産と消費の流動性を加速化させ、複数の領域を横断するアーティストとその交錯が時代の潮流を生み出してきたのか、ぜひご高覧ください。
■本展の見どころ
・90年代にJ TRIP BAR六本木で展示していたタペストリーアートを、約30年ぶりに当時J TRIP BAR WANNA DANCE(西麻布)が営業していた現WALL_alternativeで展示
・伊藤桂司によるSOUNDLESS SLEEVEシリーズ作品を30点以上展示
・BABU、DIEGOによる100号作品の新作展示
・展覧会初日と二日目である4月5日(金)、4月6日には外苑西沿いの16のアートスペースが連携する新たな回遊イベント「GAIEN-NISHI ART WEEKEND」の開催に伴いオープニングパーティ/パフォーマンスやトークセッションを実施
■イベント情報
オープニングパーティ:4月5日(金)20:00-24:00
「NEU TRIBALISM」のオープニングレセプションを開催するほか、ウェルカムドリンクや特別なフードメニュー、「BRDG × Radical Hardcore Clique × YAMACHANG」による1夜限りのアートパフォーマンスなどをお楽しみいただけるスペシャルなオープニングパーティーです。なお、16:00よりオープニングレセプションは開催しております。
オープニングパーティー/レセプションは入場無料・事前申込制。
申込URL:https://x.gd/3zEuk
伊藤桂司×鈴木沓子トークイベント:4月6日(土)16:00-17:00
「NEU TRIBALISM」と「GAIEN-NISHI ARTWEEKEND」の開催を記念して、出展作家で広告、雑誌、音楽などの分野でグラフィック・ワーク、アートディレクション、映像を手掛けながら、作家としても精力的に活動を行っている伊藤桂司と、主にアート、メディア、都市、公共性をテーマに執筆、編集、翻訳業を行い、バンクシーへのインタビューをきっかけに、様々なメディアでバンクシーの論考を数多く掲載する鈴木沓子によるトークセッションを開催します。80年代から90年代にわたりさまざまなカルチャーが変容していく中で、数多くのジャケットを手掛けた伊藤氏に当時のカルチャーシーンを伺うとともに自身のアートワークについて深掘りします。(ナビゲーター:伊藤悠)東京・西麻布 夜のアートスペース「WALL_alternative」にて ∈Y∋/伊藤桂司/KINJO/DIEGO/BABU/BIKO&KENNY/日比野克彦が出展
日程:4月6日(土)16:00-
会場:WALL_alternative
入場:無料/先着申込制
申込URL:https://forms.gle/PYg6ZbQ4zfjJAWkK9
■出展アーティスト(五十音順、敬称略)
∈Y∋
ART/音楽/DJを並行しておこなう。
'86年『BOREDOMS』始動。'07年77台のドラムで77BOADRUM、'08年88BOADRUMをNY/LAで開催。'21年 新プロジェクト『FINALBY』 ファイナルビーエンプティー 始動、FUJI ROCKホワイトステージ初演。BECK『Midnite Vultures』アルバムジャッケット制作、『NANOO』、『WEOEM』、『ONGALOO』出版。近年 '17年 札幌国際芸術祭『DOT KAY DOT』、'18年『SADOT CAY DOT』'19年コーン(パイロン)のインスタレーション/ライブ『レコーン』、同年ロスBLUM&POEパレルゴン展参加、'21 年PARCO、LEDパネルのインスタレーション/ライブ『LAG-ED』。複眼的アプローチで'96年 DJスタート、メタモルフォーゼ最多出、新宿リキッドルームクローズ15時間Play、FUJI ROCK他、様々なFes、PartyでPlay。
伊藤桂司
1958年、東京生まれ。
主に、広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ワーク、アートディレクション、映像を手掛ける。2001年度東京ADC賞受賞。ロッテルダム映画祭、「Active Wire」(ソウル:Haja Center)、「CLOSE UP of JAPAN展」(ブラジル:サンパウロ美術館)、「Buzz Club-News from Japan」(ニューヨーク:P.S.1 / MoMA)、「四次元を探しに/ダリから現代へ」(諸橋近代美術館)、「KITTY EX.展」(森美術館)など数々の国内外展示に参加。
グラフィックワークでは、テイ・トウワ、キリンジ、木村カエラ、スチャダラパー、THE BAWDIES、PES from RIP SLYME、高野寛、ohana、オレンジペコー、ボニー・ピンク、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、コカコーラ・コーポレイトカレンダー、NHKの番組タイトル&セットデザイン他、活動は多岐に渡る
KINJO
東京生まれ。沖縄にルーツを持ち、日本と関わりの深いアメリカ文化を題材にした絵画や 立体、パフォーマンスを発表している。「暗闇に光る目」「シリアルパッケージ」「蛇」などの記号 を、“描いて”は“消す”をくり返す作業のなかでアウトラインが薄ぼけ曖昧となり、作家自身のポートレイトのように愛嬌のある姿で「個人的な存在」に変容する。それは KINJO にとっての自画像のようなものであり、自身のルーツを掘り下げていく行為でもある。
作品に度々登場する暗闇の中で光る目玉のモチーフも、元は他人の視線に対する恐怖を描いてはいるものの、同時に「見る側」「見られる側」という二項対立を描いており、間接的に触れて来た渡来文化に対しても傍観者の視点で全ての要素を再解釈、構築している姿勢が表れているとも言える。
DIEGO
10代でストリートアートを始める。「日本のストリートシーンにおいて、もっとも風変わりなアーティスト」。美術教育や大学・専門教育は受けておらず、東京の荒々しいストリートシーンに揉まれて育ったわけでもないが、持ち前のオタク的観点によってグラフィティやストリートアートに精通し、街の中に独自の視点で表現を仕掛け続け、「ジワジワと知られる」ストリートアーティストとなった。作品に登場する不恰好で可愛らしいキャラクターたちは、彼が街の中を自転車を漕いで探し出したレトロな看板や、古本屋に足繁く通って昔の印刷物から探し出した「制作者不明のキャラクター」である。また、彼の描く不思議な文字は、ヨーロッパを中心に広がる「Toy Grffiti(下手グラフィティ)」の影響を受け、独自の視点で発展させたスタイルだ。近年ではSIDE COREの一員として展覧会の企画や作品発表に努め、自身が主催する壁画プログラムにおいても世界各国のアーティストたちの壁画制作のディレクションを行っている。
BABU
北九州在住のストリートアーティスト、スケートボーダー、現代美術作家。国内外各地に赴き、多数のストリートアートを制作する一方、ストリートカルチャーをベースにした、常識をはるかに超えて行く、映像制作、絵画、ドローイング、彫刻作品、タトゥーなどの作品を制作している。スケートボード、廃材、ゴミ、捨てられた絵画などをコラージュした作品や映像作品は、旅を通じて磨いた独自の感性で制作されている。近年では、現代美術のフィールドでも活躍しており、「Reborn-Art Festival」(宮城)、「VOCA展2018」(上野の森美術館、東京)、「YES NO」(OIL by 美術手帖、東京)ほか、GALLERY SOAP(福岡)での複数の展覧会や、B GALLERY(BEAMS JAPAN、東京)、ワタリウム美術館(東京)、東京藝術大学、北九州市立美術館、熊本市現代美術館などでも作品を発表している。
BIKO&KENNY
東京/バンクーバーを拠点に、教育、絵画、素描、陶芸、彫刻、リソグラフィー、シルクスクリーン、メディアアート、ジン、コラージュ、インスタレーション、ソーシャルアートなど多様な表現ツールを用いて社会を取り巻く問題を発信し続ける新人若者アーティスト。そして、現代社会に疑問を持たせる作品を作っている。さらに、二人は多文化な環境で暮らしているため、人種、宗教、ジェンダー、からだの多様性に関心をもった作品を生み出している。
日比野克彦
1958年、岐阜生まれ。 東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展•グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。
ART/音楽/DJを並行しておこなう。
'86年『BOREDOMS』始動。'07年77台のドラムで77BOADRUM、'08年88BOADRUMをNY/LAで開催。'21年 新プロジェクト『FINALBY』 ファイナルビーエンプティー 始動、FUJI ROCKホワイトステージ初演。BECK『Midnite Vultures』アルバムジャッケット制作、『NANOO』、『WEOEM』、『ONGALOO』出版。近年 '17年 札幌国際芸術祭『DOT KAY DOT』、'18年『SADOT CAY DOT』'19年コーン(パイロン)のインスタレーション/ライブ『レコーン』、同年ロスBLUM&POEパレルゴン展参加、'21 年PARCO、LEDパネルのインスタレーション/ライブ『LAG-ED』。複眼的アプローチで'96年 DJスタート、メタモルフォーゼ最多出、新宿リキッドルームクローズ15時間Play、FUJI ROCK他、様々なFes、PartyでPlay。
伊藤桂司
1958年、東京生まれ。
主に、広告、雑誌、音楽関係などの分野でグラフィック・ワーク、アートディレクション、映像を手掛ける。2001年度東京ADC賞受賞。ロッテルダム映画祭、「Active Wire」(ソウル:Haja Center)、「CLOSE UP of JAPAN展」(ブラジル:サンパウロ美術館)、「Buzz Club-News from Japan」(ニューヨーク:P.S.1 / MoMA)、「四次元を探しに/ダリから現代へ」(諸橋近代美術館)、「KITTY EX.展」(森美術館)など数々の国内外展示に参加。
グラフィックワークでは、テイ・トウワ、キリンジ、木村カエラ、スチャダラパー、THE BAWDIES、PES from RIP SLYME、高野寛、ohana、オレンジペコー、ボニー・ピンク、愛知万博EXPO2005世界公式ポスター、コカコーラ・コーポレイトカレンダー、NHKの番組タイトル&セットデザイン他、活動は多岐に渡る
KINJO
東京生まれ。沖縄にルーツを持ち、日本と関わりの深いアメリカ文化を題材にした絵画や 立体、パフォーマンスを発表している。「暗闇に光る目」「シリアルパッケージ」「蛇」などの記号 を、“描いて”は“消す”をくり返す作業のなかでアウトラインが薄ぼけ曖昧となり、作家自身のポートレイトのように愛嬌のある姿で「個人的な存在」に変容する。それは KINJO にとっての自画像のようなものであり、自身のルーツを掘り下げていく行為でもある。
作品に度々登場する暗闇の中で光る目玉のモチーフも、元は他人の視線に対する恐怖を描いてはいるものの、同時に「見る側」「見られる側」という二項対立を描いており、間接的に触れて来た渡来文化に対しても傍観者の視点で全ての要素を再解釈、構築している姿勢が表れているとも言える。
DIEGO
10代でストリートアートを始める。「日本のストリートシーンにおいて、もっとも風変わりなアーティスト」。美術教育や大学・専門教育は受けておらず、東京の荒々しいストリートシーンに揉まれて育ったわけでもないが、持ち前のオタク的観点によってグラフィティやストリートアートに精通し、街の中に独自の視点で表現を仕掛け続け、「ジワジワと知られる」ストリートアーティストとなった。作品に登場する不恰好で可愛らしいキャラクターたちは、彼が街の中を自転車を漕いで探し出したレトロな看板や、古本屋に足繁く通って昔の印刷物から探し出した「制作者不明のキャラクター」である。また、彼の描く不思議な文字は、ヨーロッパを中心に広がる「Toy Grffiti(下手グラフィティ)」の影響を受け、独自の視点で発展させたスタイルだ。近年ではSIDE COREの一員として展覧会の企画や作品発表に努め、自身が主催する壁画プログラムにおいても世界各国のアーティストたちの壁画制作のディレクションを行っている。
BABU
北九州在住のストリートアーティスト、スケートボーダー、現代美術作家。国内外各地に赴き、多数のストリートアートを制作する一方、ストリートカルチャーをベースにした、常識をはるかに超えて行く、映像制作、絵画、ドローイング、彫刻作品、タトゥーなどの作品を制作している。スケートボード、廃材、ゴミ、捨てられた絵画などをコラージュした作品や映像作品は、旅を通じて磨いた独自の感性で制作されている。近年では、現代美術のフィールドでも活躍しており、「Reborn-Art Festival」(宮城)、「VOCA展2018」(上野の森美術館、東京)、「YES NO」(OIL by 美術手帖、東京)ほか、GALLERY SOAP(福岡)での複数の展覧会や、B GALLERY(BEAMS JAPAN、東京)、ワタリウム美術館(東京)、東京藝術大学、北九州市立美術館、熊本市現代美術館などでも作品を発表している。
BIKO&KENNY
東京/バンクーバーを拠点に、教育、絵画、素描、陶芸、彫刻、リソグラフィー、シルクスクリーン、メディアアート、ジン、コラージュ、インスタレーション、ソーシャルアートなど多様な表現ツールを用いて社会を取り巻く問題を発信し続ける新人若者アーティスト。そして、現代社会に疑問を持たせる作品を作っている。さらに、二人は多文化な環境で暮らしているため、人種、宗教、ジェンダー、からだの多様性に関心をもった作品を生み出している。
日比野克彦
1958年、岐阜生まれ。 東京藝術大学に在学していた80年代前半より作家活動を開始し、社会メディアとアート活動を融合する表現領域の拡大に大きな注目が集まる。その後はシドニー・ビエンナーレ、ヴェネチア・ビエンナーレにも参加するなど、国内外で個展•グループ展、領域を横断する多彩な活動を展開。また地域の場の特性を生かしたワークショップ、アートプロジェクトを継続的に発信。現在、岐阜県美術館、熊本市現代美術館にて館長、母校である東京藝術大学にて1995年から教育研究活動、2022年から学長を務め、芸術未来研究場を立ち上げ、現代に於けるアートの更なる可能性を追求し、企業、自治体との連携なども積極的に行い、「アートは生きる力」を研究、実践し続けている。
■展示概要
「NEU TRIBALISM」
会期:2024年4月5日(金)-4月20日(土)※日曜定休
時間:18:00-24:00
入場:無料・予約不要
会場:WALL_alternative(東京都港区西麻布4-2-4 1F)
HP URL:https://avex.jp/wall/exhibition/141/
主催:WALL_alternative
企画:HARUKAITO by ISLAND + WALL_alternative
企画協力:松下徹
テキスト:鈴木沓子
助成:公益財団法人東京都歴史文化財団 アーツカウンシル東京【ライフウィズアート助成】
<OPENING RECEPTION / PARTY>
日程:2024年4月5日(金)
時間:
オープニングレセプション 16:00-20:00
オープニングパーティ 20:00-21:00
入場:無料・事前申込制(https://x.gd/3zEuk)
時間:18:00~24:00
会場:WALL_alternative ※入場無料・予約不要
【WALL_alternative バーについて】
元六本木祥瑞のシェフで、現在はナチュラルワインカルチャーを中心にHOTDOG、SANDWICHのポップアップイベントなど多岐にわたり活動を展開している恩海洋平がバーマスターを務め、常時200本以上のナチュラルワインやオリジナルコーンビーフを使用したサンドイッチなどのスペシャルメニューを提供しております。
今回、展覧会特別メニューとしてコラボレーションカクテル・ベーコンジントニックも提供します。
【WALL_alternative概要】
営業時間:18:00-24:00
住所:東京都港区西麻布4-2-4 1F
Instagram:https://instagram.com/wall_alternativ
Web:https://avex.jp/wall/
問い合わせ:WALL@av.avex.co.jp